2005年11月07日
みなさまこんにちは!カシカシです。
第5回の今回は、柏の葉にある「千葉大学環境健康フィールド科学センター」に行ってみました。広大な敷地の中で どんな研究がされているのか見てきましたので、ご紹介しましょう。
「柏の葉キャンパス」駅から徒歩5分。広い道路に面して、門が大きく開かれているところが「千葉大学環境健康フィールド科学センター」です。こちらのキャンパスは「オープンキャンパス」を標榜し、朝7時から夕方5時まで門は開け放たれ、誰でも入れるようになっています。ただし人と自転車だけで、犬や車は入れません。門をくぐると、見渡す限りの広大な土地が広がります。まずは管理棟に伺いました。事務センターの湯浅さんを訪ね、構内を案内していただくことに。
門から続く広い道を挟んで、右側は都市環境園芸学部門、左側は管理棟のある環境健康総合科学部門に分かれています。そこで、まず右側の土地に点在する施設を拝見しました。周囲に広がる広大な果樹園。キウイや梨、柿などがたわわに実り、「こんなふうに実がつくんだな〜」と感心してしまいました。
敷地右奥には一見、工場のような建物が並んでいます。中に入ると、ベルトコンベアーのようなものがついた機械を発見。この機械は、野菜や花の種を蒔いて苗床をつくるもの。約500個の凹みがあるパネルに種を自動で入れていくのですが、なんとこの機械、1時間にパネル500枚分を処理できるらしい!25万粒の種を1時間で蒔けるって、想像できない早業ですよね。
その次の棟にあったのは「苗テラス」という秘密兵器!この温室のような設備は、先ほど蒔かれた種を育てる部屋なのですが、自然の環境よりずっと速く、大量に、均一に、約11倍もの高効率で苗を育てることができる画期的生産システムらしい。すごい!この隣の棟には、苗テラスでできた苗を移植してポットに植え替える機械なども備えられています。最近の農業ってとても機械化された近代的なシステムを使っていたんですね。
ちょうど伺った日は、学生さんたちの実習があり、苗を持って動き回る姿があちこちに。温室ではキュウリや春菊、水菜を一生懸命収穫する様子も見られ、懐かしい土の匂いに「土と関わる仕事はいいな」と思いました。
さらに広大な敷地内には、大学内で育てられて出荷を待つパンジーの花、そして田んぼ(稲刈りも終わり、新米が近くあるお祭りで販売されるとか)もあり、大学構内とは思えない、のどかな田園風景が広がっていました。
管理棟の横にあるのは、学生さんが実習で収穫した野菜や果物を販売する即売所。平日午後1時から4時まで、その朝採れた作物が売られています。近隣の方には大好評で、開店前から行列ができるほど。伺った日は、野菜や鉢植えの花、梨・柿・巨峰などが店頭に並び、すでにトマトは完売の状態。中でも人気は「千葉大学特製ジャム」。大学の果樹園で収穫したリンゴやキウイ、夏みかんなどを大学内にある工場でつくる、まさに千葉大学ブランドの自家製ジャムで、根強いファンがいるそうです。同じく大学特製の一年熟成味噌や梅干も人気商品だとのこと。
即売所の方の話では「その日の朝採れたものを販売するので、お店がオープンする直前まで、どんなものが販売できるのか私たちにも分かりません。いつでも同じものが必ずお店に並ぶとは限らないので、“今日はなにが買えるかな”と掘り出し物を見つける気分で買いに来てくださいね」ということでした。
なんだか楽しいことがいろいろ隠れていそうな千葉大学キャンパス。ちょっとワクワクしてしまいました。この次は同じ敷地内にある、「柏の葉診療所」についてご紹介します。千葉大学に興味がわいた方は、ぜひ足を運んでみてください。野菜の即売所はおすすめです。行ってみた方は感想をお知らせくださいね。
千葉大学 環境健康フィールド科学センター
柏市柏の葉6-2-1
※即売所は平日:月〜金 午後1時〜4時に開いています
(土・日・祝日および第1・3水曜日はお休み)
