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編集スタッフのお散歩話

アートが元気をくれた都市 ニューキャッスル/ゲーツヘッドのキャロル・ベルさん来日講演






「ニューキャッスル/ゲーツヘッド」というまちの名前を聞いたことがあるでしょうか? 「ニューキャッスルなら聞いたことがあるけど…」という方はいるかも。そう、これはふたつの都市の名前が合体した呼び名です。ニューキャッスル・アポン・タイン市とゲーツヘッド市は、タイン川をはさんで隣り合う別々の市ですが、ふたつの市が共同で、アートでまちを活性化させるという、とてもユニークな取り組みで世界中に知られています。

UDCKで開催された講演会「創造都市戦略を学ぶ----ニューキャッスル/ゲーツヘッドの事例をもとに」で、「ニューキャッスルゲーツヘッド・イニシアティヴ」(以下NGI)プログラム開発局長のキャロル・ベルさんのお話を聞きました。

NGIは2000年に設立され、以後、アートやスポーツ、音楽フェスティバルなどの文化活動の企画運営や広報宣伝を手がける団体です。この試みが始まったきっかけは、ゲーツヘッド市が1998年に、彫刻家アントニー・ゴームリーによる巨大な彫刻「エンジェル・オブ・ザ・ノース(北の天使)」を設置したこと。今年で10周年記念を迎えますが、その間にNGIが設立され、ふたつの街をつなぐ橋ができ、倉庫を再利用した美術館「バルティック」、シアター「ザ・セージ」が続々と生まれ、文化活動を積極的に行ううちに、造船を中心とした工業都市から世界でも最もクリエイティブな都市と言われるまでになりました。

「エンジェルを設置する前は、どうしてこんなものを建てるのか、という反対意見がとても多かったのです。でも、次第に住民の人々が“私たちのエンジェルだ”と思ってくれるようになったんですよ。20年前は誰も考えられなかったことですが、現在、私たちのまちに観光に来られる方がとても多くなって、まちはとても変りました。仕事も増えましたし、まちの人も外の人も、いろいろなイベントに参加しに来てくれます。まちの評判も高くなりました。私たちは住民がアートの一部になるようなイベントを行ないます。アーティストは私たちを特別な能力で助けてくれる存在ですよ」(キャロルさん)。 「文化活動は、一過性のものではありません。まちの人々とも徐々に信頼関係を築いていくことがとても大事ですね。」(デイヴィッドさん)。

「まちのひとりひとりが“大使”になってくれているんです。これからは次世代のリーダーを育てていくことも大事だと思っています」(キャロルさん)。

ニューキャッスル/ゲーツヘッドでは、アートはまちの人々のこころを結びつけ、まちを楽しくし、みんなが豊かに暮らせる方法のひとつだと考えて、実行しているのだと思います。これはとても素敵なこと。講演の後の座談会では、ニッセイ基礎研究所の吉本光宏さんから、日本では横浜市や金沢市がニューキャッスル/ゲーツヘッドのような“創造都市”を目指しているのだという報告もありました。イギリスと日本では、アートを支援する状況が異なるのだそうですが、日本でもこのような都市が増えてくるといいですね。

(写真上から)
1.ニューキャッスルゲーツヘッド・イニシアティヴのプログラム開発局長のキャロル・ベルさん(左)と、イベント&フェスティバル・マネジャーのデイヴィッド・ビルトンさん
2.彫刻家アントニー・ゴームリーによる巨大な彫刻「エンジェル・オブ・ザ・ノース」。まちの誇る造船技術を駆使してつくられた美しい彫刻。すべてはここから始まった
3.小麦倉庫を改装したアートセンター「バルティック」
4.建築家ノーマン・フォスターによるシアター「ザ・セージ」
5.ニューキャッスルとゲーツヘッドを結ぶ「ミレニアム・ブリッジ」

→ニューキャッスルゲーツヘッドHP

shim

帰ってきた「CAMPデジカみしばいワークショップ」!







柏の葉キャンパス駅前にある柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)で定期的に開催されている「UDCKあそびの学校」は、子どもたちの創造力を伸ばすワークショップのシリーズです。そして昨年11月に開催され、好評だった「CAMPデジカみしばいワークショップ」が、1月27日(日)、ふたたびUDCKに帰ってきました。この日は12名の子どもたちが参加、人形とデジタルカメラを使って4コマのオリジナル紙芝居をつくりました。

参加した子どもたちは、3人1組のチームに分かれて、紙芝居をつくります。まずそれぞれのお話の舞台と登場キャラクターを決めます。舞台とキャラクターが決まったら、次に1コマ目の「お話」を書き、次に「お話」に合うように、舞台に人形をセッティングします。そしてデジタルカメラでセットした舞台を撮影します。ここまで終わったら、次は隣のチームと「お話」を交換! そう、学校の国語の授業で習う「連歌」のように他の人が書いた話を読んで、新たに話を膨らませていきます。友達が書いた話をより楽しめる「お話」にするべく、チームのみんなで考え、書き足していきます。撮影まで終わったら、さっき交換したチームと再度交換。こうやって「お話」作り・セッティング・撮影・交換を繰り返し、みんなで起・承・転・結の4コマの紙芝居を作り上げていきます。

ワークショップの最後には出来上がった紙芝居をみんなの前で発表! 大きなディスプレイに映し出される紙芝居に合わせて、発表していきます。ポイントは登場キャラクターになりきって、大きくイキイキと声を出すこと。友達やお母さん・お父さんが見守る中、みんな堂々と大きな声で発表していました。どの紙芝居も、ユニークな「お話」の展開で、会場には度々笑いの渦が巻き起こりました。

「どのワークショップも楽しくてしょうがないようです。色々な経験ができ、ありがたく思っています」というのは、会場の保護者から寄せられた言葉。子どもたちからも、お母さん・お父さんからも大好評のようです。次回が楽しみですね!

*次回はカメラの原理を使ったワークショップを開催するとのことです。近日、詳細がUDCKのHPにアップされる予定!

なかむー

駅前に光り輝くクリスマスアートツリー!





12月2日(日)柏の葉キャンパス駅前のUDCK(柏の葉アーバンデザインセンター)で、「クリスマスアートツリー」をつくるワークショップが開催されました。この日の先生はメディア・アーティスト森脇裕之さん。いつも使い捨てにしてしまうペットボトルを使い、光り輝く「クリスマスアートツリー」を作るというもの。

この日のワークショップには、これまでUDCKで開催されたワークショップ同様、多くの地域の子供たちが参加。用意されたのは600本ほどのペットボトル。ツリーの作り方の手順は、次の通り。まず森脇さんオリジナルの「光るユニット」を手に取ります。そのユニットには12個のペットボトルのキャップがはめ込まれているので、そのキャップにしっかりとペットボトルを1本ずつはめていきます。そうすると、あっという間に星のような形をした「ペットスター」が出来上がります。子供たちによって次々とペットスターを組み立てられ、その次は出来上がったペットスターをファシリテーターの大人たちが積みあげて、ツリーの形に整えていきます。その高さはなんと、4メートルを超えました! 仕上げに子供たちがツリーに色々な色のLED電飾を巻きつけるデコレーションをして完成。

日も暮れて、いよいよツリーの点灯式。みんなで協力してつくったツリーに明かりがつきました。光がついたその瞬間、参加した子供たちも、見学していたお母さん、お父さんもみんな笑顔に。光り輝くクリスマスツリーを背景に写真撮影タイム!

「自分たちの手で、想像以上に大きくて綺麗なツリーを作ることができて、子供たちはみな興奮してくれたようですね。つくる過程でもツリーが段々と出来上がるのをみて、わくわくしていたんでしょう。クリスマスまでの間自分たちが作ったツリーが展示されることで、自慢になる思い出を作ることができたのではないでしょうか」と、この日のワークショップを指導した森脇さん。

この日みんながつくった「クリスマスアートツリー」は、クリスマスの12月25日(火)までの間展示され、柏の葉キャンパス駅前を明るく彩り、街を行きかう人を楽しませてくれるでしょう。みなさん、ぜひ一度足を運んで、素敵なイルミネーションを楽しんでくださいね!

なかむー

現代のゼペットじいさん?! ピノキオプロジェクトのマラジジさんにインタビュー




11月3日、ららぽーと柏の葉のクリスタルコートに高さ10メートルにもおよぶ巨大なピノキオが登場。ピノキオの足下で、作者であるエドアルド・マラジジさんのトークショーとこどもたちのためのワークショップが開催されました。温かくユーモアにあふれたマラジジさんは現代のゼペットじいさん。世界中でピノキオプロジェクトを開催しています。それは世界にあふれる問題点をアートを通じて人々に知らせる活動でもあり、次世代を担うこどもたちには、想像力と創造力が必要だと考えているからでもあります。ワークショップの後、マラジジさんにお話をうかがいました。

Q マラジジさんはなぜピノキオプロジェクトを世界中で行っているのですか?

マラジジ ピノキオはコミュニケーションをするためのツールなのです。ピノキオは、日本でも親しみやすくよく知られたお話ですし、みんなに楽しんでもらうことを目的としているからですが、日本の教育環境に問題を投げかけようとしているからでもあります。私の活動の背景にはモンテッソーリ教育がありますが、このピノキオは、モンテッソーリ教育を説明するのに重要なシンボルでできているんですよ。たとえば、胴体はボタンをつける練習をするための枠、手は算数のときに使う玉、頭は幾何学を勉強するための立体、ボタンは音楽教育に使うときの駒、腕のところは分数を学ぶための教材のかたちをしているのです。私はアートを使って、モンテッソーリの考え方を伝えたいと思っているのです。

[編集部注]モンテッソーリ教育:イタリアの教育家マリア・モンテッソーリ(1870〜1952)が提唱した、子どもの自主性を尊重した教育方法。

Q 子どもたちの教育にいちばん必要なことはなんでしょうか?

マラジジ 自立と広い意味でのクリエイティビティを持つことだと思います。子どもたち自身が選択できるようにすることはとても重要なことだと思います。富める国でも貧しい国でも、子どもたちが喜びを持って活動しているのを見ると嬉しくなります。逆に、世界中でいつも同じことをしているのを見ると悲しくなります。モンテッソーリの教育方法では、学習の時間はみな同じでも、その時間内に子どもたちはそれぞれ自分の個性に応じた学びをしています。それは子どもたちの感覚が必要としているものを尊重するということです。

私たちは、私たち自身の中にある自立心をきちんと育てていかなければならないと思います。子どもの頃に選択する能力をつけられるようにする教育をしていくべきだと思います。これが私がいろいろな国を巡ってわかったことなのです。

Q 子どもたちに“自分で選択する力”を与えることを考えたとき、アートはどのように必要とされるのでしょうか。

マラジジ 私はユーゴスラビアでも、アフガニスタンでも、イタリアでも子どもたちの教育を目的としたワークショップを行ってきました。どこの国でもそれぞれの国に合ったものをつくりあげるようにしていまして、たとえば、ベオグラードでは15立方メートルの食べ物を使ってピノキオをつくりましたし、フィレンツェは15社から提供してもらった15トンのお米を使ってヴェッキオ宮殿をつくりました。スイスではアフリカに薬を送るために有名な医者、パッチ・アダムスの人形をエイズの薬でつくることを考えています。ドイツでは、お米の会社から無料提供してもらったお米で作品をつくり、飢えている子どもたちのいる貧しい国に送ろうというプロジェクトを考えています。

アートは世界中で起こっているさまざまな問題を人びとに知らせるのに有効な手段です。私はアート作品を食料や薬でつくることで人びとの注目を集め、気づいてもらうためにアートは必要だと考えています。

Q アートは考える力をもたらしてくれるということですね。マラジジさんの活動は、アートによって社会に開かれた目をもつということのように思えます。

マラジジ ここ数年、子どもを中心においた社会の発展モデルも考えていて、「どうやってアートを社会に介入させるするか」ということが私のテーマになっています。社会問題について議論したり注目させたりするときには、アートはとても有効だと思います。それと対になるのが、物質的な需要に対して行われる活動で、それがデザインです。問題提起して注目させるためにアートは必要で、それに対して教材をつくったり目的を達成させるために行うのがデザインです。

UDCKのテラスに飛行機のかたちに切り抜かれた芝生が置いてありますが、これは資源問題を提起して注目をさせる良いアート作品ですね。アートはメタファー(隠喩)なんです。UDCKではいま「ピノキオ市場」が開催されていますけれども、これも現実の市場のメタファーになっているので、これもアートですね。メタファーのない街はつまらない街です。メタファーのない街は専制政治が行われている街です。アートを通じて自分自身について考えさせることがとても重要なのです。

Q マラジジさんは、ピノキオをつくったゼペットじいさんのようですね(笑)。

マラジジ もう、どこに行っても最年長になってしまいましたよ!(笑)。ゼペットじいさんのようにものをつくっていきたいと思います。

Q どうもありがとうございました。また日本に来てくださいね。

マラジジ 子どもを中心とした社会づくりのために、日本中のショッピングセンターで、ピノキオプロジェクトをやりたいですよ!

(2007年11月3日、ららぽーと柏の葉・クリスタルコートにて)

インタビュー&文 紫牟田伸子

ピノキオプロジェクト、本番!「ピノキオたちの市場・ワークショップ・タウンデザイン」の巻





これまで2回に渡ってお伝えしてきた、「ピノキオプロジェクト」。 11月3日(土)、4日(日)にも、さまざまなプログラムが繰り広げられていました。両日に渡って開催されたプログラムのようすをレポートします!

まず、ららぽーと柏の葉2階の「クリスタルコート」では、10メートルの巨大なピノキオバルーンを膨らますピノキオワークショップが開催されました。3日は、本プロジェクトの発案者であるイタリア人アーティストのエドアルド・マラジジさんによるトークショーが開催されました。このトークショー、マラジジさんの話だけではなく、子どもたちが参加してのワークショップの場も行われ、紙を使ってピノキオの長い鼻をつくりました。はるばる遠いイタリアからやってきたマラジジさんは、子どもたちだけでなく、お母さん、お父さん、ららぽーとを訪れていた一般のお客さんまで楽しませていました。

また4日のお昼からは、先月27日に行われた、高橋信雅さんによるピノキオタウンデザインも開催され、70名を超える子どもたちが参加! 台風の影響で屋内の開催となった前回とは異なり、今回は空もきれいに晴れ渡り、外に出て、ららぽーと柏の葉の窓ガラスやマンションの仮囲いなど、街の色々な場所にらくがきを楽しむことができました。子どもたちが街へと繰り出し、らくがきを楽しむ様子は圧巻! 普段は透明なガラスが、いろんな絵柄に彩られ、楽しい街へとデザインされていきました!

そして、駅前の柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)では、ピノキオ市場が開催! ピノキオ市場とは、コスチュームアーティスト、ひびのこづえさんデザインの衣装をまとった小学生以上の子どもたちが、UDCKの施設内に開設された「市場」で働く体験をするというプログラム。「市場」はダンボールできていて、さまざまなお店がありました。市場の中を案内するインフォメーションセンター、オリジナルグッズを売る雑貨屋、子どもたちがデコレーションしたクッキーを売るクッキー屋、地元の取れたて野菜を売る八百屋、子どもたちがアレンジメントをしてくれる花屋、特設スタジオで記念写真の撮影をしてくれる写真屋、たくさんの絵本を売っていて、読み聞かせもしてくれる本屋、子どもたちがアシスタントとしてはたらくバーバー(床屋)、地元の小学生が考案したカレーを味わえる食堂などなど、実にバラエティー豊か。「お店屋さんごっこ」とは違い、実際に商品を買うこと、サービスを受けることができるこの「市場」で使えるのは日本円ではなく、「Pi」という通貨。換金は、これまたピノキオに扮する子どもたちが働くピノキオ銀行でできるのです。市場やワークショップで「働いた」子どもたちは、みなお給料カードにスタンプを押してもらい、ピノキオ銀行にて「Pi」を入手する仕組みとなっていました。また当日訪れたピノキオたちのお母さん、お父さんも、日本円からPiに換金することもでき、買い物を楽しむことができました。両日合わせて300人ほどの小学生がピノキオ市場を訪れ、働いたり、お買い物をしたりと、市場を大いに賑わせていました。

なかむー

ピノキオプロジェクトその2 「ピノキオメディアセンター」の巻




10月27日(土)から始まったピノキオプロジェクト。前回ご紹介したピノキオタウンデザインと同時に、27日からピノキオメディアセンターのプログラムがスタートしました。ピノキオメディアセンターとは、子どもたちが柏の葉のさまざまな場所の舞台裏に潜入して取材し、パネルや新聞、テレビ?番組などのメディアを通して伝えるというプログラム。27日には、3名の小学生が東京大学柏キャンパスの一般公開を訪ね、研究室を見学したなかから興味をもった研究についてレポート記事をまとめました。このレポート記事は、後日、『千葉日報』という新聞にマメ記者による記事として掲載されるとのことでした。

平日の10月30日(火)、11月1日(木)、11月2日(金)には、地元の小学生による社会見学が開催されました。30、1日には松葉第一小学校4年生、花野井小学校5年生が、柏の葉キャンパス駅前のららぽーと柏の葉、パークシティ柏の葉キャンパスマンションパビリオンを、2日にも花野井小学校5年生が千葉大学環境健康フィールド科学センターを訪れました。

普段の見慣れたららぽーとの裏側や、なかなか訪れる機会のないマンションパビリオン、環境健康フィールド科学センターの施設を訪れ、そこで働く人びとから話を聞き、自ら体験することで、どのような人たちが、どのような仕事をしているのかを学んでいました。その結果をもとに子どもたちは壁新聞を制作。完成したたくさんの壁新聞は、柏の葉キャンパス駅前にあるららぽーと柏の葉の2Fクリスタルコートに張り出されました。

自分たちが知らなかった柏の葉のいろんな場所を歩き、体験する。そこで働く人との交流を通じて、さらに理解を深める。最後には分かりやすく、その日の体験をまとめ、誰かに伝える。そんな一連の体験を通じて、子どもたちが新たな「気づき」を得て、自らのものにすることができるプログラムが、このピノキオプロジェクトでは用意されているんだそうです。

次回は、続いて3、4日に行われたピノキオワークショップや、ピノキオ市場についてレポートします! 乞うご期待!

なかむー

ピノキオプロジェクトがスタート! 「タウンデザイン」の巻







去る10月27日、柏の葉キャンパス駅前でピノキオプロジェクトが始まりました! ピノキオプロジェクトとは、柏の葉の街を舞台に、ピノキオの衣装に身を包んだ子どもたちがさまざまな体験をする、秋のアートイベントです。このプロジェクトのトップバッターとなるプログラムが「ピノキオタウンデザイン」。子どもたちが、アーティストでイラストレーターでもある高橋信雅さんといっしょに、街中のお店のガラス面やマンション工事現場の仮囲いにらくがきをして、楽しむというプログラムです。らくがきをして、タウン(街)をデザインしよう! というもの。

しかし、当日27日は台風が上陸し、あいにくの大雨。外に出てのらくがきは断念して、駅前にある柏の葉アーバンデザインセンタ(UDCK)のなかでの開催となり、UDCKの窓がキャンバスになりました。大雨にもかかわらず15組もの親子がプログラムに参加。子どもたちも、お母さんたちもUDCKの大きな窓を前にして、大はしゃぎ! はじめに高橋さんが白いマーカーで、たくさんの木や、キリンなどの動物を窓に描き、その中を子ども達が色とりどりのマーカーペンを手に取って、いろんなものを描いて埋めていきます。うさぎや魚などの生き物・自分の似顔絵・アニメの人気キャラクターなど思い思いの絵を描くことに夢中の子ども達。しまいには大きな窓にとどまらず、透明のビニール傘もキャンバスになりました。それぞれのオリジナル傘をデザインし、雨の日が楽しくなる、そんな傘がたくさん出来上がりました。最後には傘を広げ、楽しい作品を背景にみんなで記念撮影。思う存分らくがきを楽しみ、満足げな顔をしていました。今回働いた報酬として、子ども達は500Piをゲット! Piとは、ピノキオタウンだけで通用する通貨のことで、1Pi=1日本円に相当します。Piは11月3日、4日にUDCKで開催されるピノキオ市場でほしいものに替えることができます。

イベントが終わると、それぞれ傘を持ち帰り、外に出るや否や、さっそく傘を開いて、お母さん達に見せびらかす子もいました。今回出来上がった「らくがき」は、11月4日までのピノキオプロジェクト開催期間内はご覧いただけます。ぜひピノキオたちによる街のデザインをご覧ください!

次回のピノキオタウンデザインの開催は、11月4日(日)14:00から16:00です。参加をご希望の方は、14:00までに柏の葉アーバンデザインセンターUDCKに集合すれば大丈夫とのこと。次こそ、青空の下の街中でらくがきが楽しめるとよいですね! 詳しくは、下記のピノキオプロジェクトHPでご覧下さい!

→ピノキオプロジェクトHP

なかむー

第2回CAMPクリケットワークショップ開催!





去る、9月29日(土)と30(日)に、柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)で、「UDCKあそびの学校 CAMPクリケットワークショップ」が開催されました。今回で2回目となるCAMPクリケットワークショップ。前回と同じく、「クリケット」と呼ばれる小さなコンピューターを使い、様々な素材と組み合わせて、オリジナルの「動くおもちゃ」を2人1組で協力しながらつくりました。

今回のイベント、両日合わせて、30名弱の小学校1・2年生の子ども達がワークショップに参加しました。クリケットと様々な素材を手に取ると、最初は緊張気味の子ども達も段々と笑顔となり、パソコンをいじってプログラミングに挑戦したり、お友だちと共におもちゃづくりを楽しんでいました。最後には完成した作品をみんなの前に並べて、それぞれの個性溢れる作品を発表する場が設けられ、一緒に参加した子ども達、手伝ってくれたファシリテーターの方々、そしてお母さん、お父さん達に向けて、それぞれの作品に込めた思いを一生懸命伝えていました。

なかむー

夏休みの終わりを彩るお祭りでした…(ちょっと哀)





夏休みも残りわずかとなった、8月25日(土)、26日(日)。柏の葉キャンパス駅前で、「第1回ふるさと田中みこし祭」が開催されました!

「第1回ふるさと田中みこし祭」は、柏の葉キャンパスに隣接する田中地区の神社で氏子衆が継承してきた、いくつもの御輿(みこし)が一堂に会すというイベント。26日夜にはメインの「みこしかつぎ」が行われ、残暑の夜をさらに熱く盛り上げました。その日の日中には、地元柏高校吹奏楽部の演奏やフリーマーケットも催される等、柏の葉キャンパス駅前広場や、現在ららぽーと臨時駐車場として使われている駅前開発予定地148街区をたくさんの人びとで賑わいました。

そして「ふるさと田中みこし祭」に合わせて、駅前の柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)と148街区に隣接する147街区では、「Summer Night Picnic」も開催され、アーティストの平野治郎さんの作品「GINGA」や清水寛子さんの映像作品が展示されました。「GINGA」は、来場した人に光る風船を配布し、147街区の会場への設置に参加してもらい完成する作品です。25日18時からUDCKにて風船の配布が始まり、清水さんの影絵アニメーションのウェルカム映像が入り口で来場者を迎える147街区に、200名程の来場者が合計1000個の光る風船を設置して作品は完成。

夜の147街区では光る風船が漂い、おみこしや屋台で活気あふれる駅前と対照的な幻想的な景色が広がり、まさしく“GINGA(銀河)”を見ているよう! 今年の7月に発足した柏の葉ピクニッククラブ(KPC)はPicnic Barという屋台を出展し、夏の夜を楽しむのにぴったりなオリジナルカクテルを振舞いました。26日には、147街区に加えて駅前のUDCKのデッキにもたくさんの光る風船が設置され、子どもたちは漂う風船の間を駆け回り、遊んでいました。

お祭りのフィナーレは26日8時ごろからから打ち上げられた大きな花火。大輪の花火が華やかに夏の夜の思い出を締めくくってくれました。子どもたちにとっても、長かった夏休み最後の楽しい思い出となったのではないでしょうか?

なかむー

「木の葉のパズル」で街ができた!




夏休みまっただ中の柏の葉。去る、8月5日(日)に柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)では、「木の葉パズルワークショップ」という、ワークショップが開催されました。 「木の葉パズル」というのはその名の通り、木の葉の形をしたパズルで、細長い葉っぱ型のピース同士をいろいろな形につなげていけます。このパズルを考えたのは柏市内の小学校教諭の杉本祐美先生。

この日のワークショップは杉本先生自らの指導で、参加者が「木の葉のお家」づくりに挑戦。参加したのは地元の小学生を中心とした23人。木の葉パズルはたくさんの色があるため、組み合わせによって、雰囲気もがらりとかわります。みんなは個性的な家を建設し、家がたくさん建ち並んだ時には、街のような風景が出来あがりました。ワークショップの最後は作った人それぞれが、作品とコンセプトを発表。斬新なコンセプトは見学していた大人たちも驚かされっぱなし。「また参加したい!」「(木の葉パズルは)売ってるの?」などの声もよせられて、大盛り上がりの一日でした。

なかむー

CAMPクリケット・ワークショップ開催!








もうすぐ夏休みですね。夏休みって、海に行ったり、遠くへ旅行にいったりするだけではなく、普段やれないことに挑戦してみるチャンスでもありますよね。自分で動くロボットをつくってみる…そんなことで出来ちゃったら、すごく楽しいと思いませんか? 去る7月6日から8日、夏休みを数週間後に控えた千葉大・柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)では、「UDCKあそびの学校」シリーズとして「CAMPクリケットワークショップ」が開催されました!

「UDCKあそびの学校」とは、柏の葉キャンパス駅前にあるUDCKを拠点にした、こどもたちのための、「あそび」と「まなび」を結びつけるワークショッププログラムです。芸術家と子どもたちが一緒に作品をつくるなど、いろんなワークショップが毎月開催されています。

今回のワークショップは、こども向けワークショップを開発・開催しているCAMPのプログラム。CAMPはワークショップを通じて、こどもたちが「考え、ともにつくる」ことで、創造性や表現力を引き出し、自らのコミュニケーションの輪を広げていくことを目的としたプログラムを全国各地で実施しています。今回の「クリケットワークショップ」もそののひとつ。子どもたちは、ファシリテーターと呼ばれる大人の助けをかりながら、パソコンで簡単なプログラミングをつくり、「クリケット」と呼ばれる、電池で動く小さなコンピューターにプログラムを送ります。子どもたちは「クリケット」に身近にある色々な素材を組み合わせて、オリジナルの「動くおもちゃ」をつくることができるんです。

今回のUDCKのCAMPワークショップでは、まず初日の6日に、ファシリテーターのための研修が開かれました。こどもたちが安全に楽しんでワークショップに参加し、自発性や創造性を引き出せるようにサポートするため、まず大人たちが、ファシリテーションやワークショップ運営のノウハウを学びました。研修を経て、7日は千葉大シーズホールにて、8日はUDCKにて、本番のワークショップを開催。両日あわせて、20名ほどの小学生が集まりました。子どもたちは簡単な練習問題を通じて、プログラミングやクリケットの動かし方を学んだ後に、二人一組となって実際に「動くおもちゃ」づくりに取り組みました。創作に使用する素材として用意された、紙、木、スチロール、プラスチック、モール、リボン、マカロニ、たわし……などなど、身近だけれど、材質や色、かたちが異なるいろんな素材の山から、こどもたちはイマジネーションを膨らませ、イキイキと個性あふれるロボットをつくり出していました。ワークショップの最後には、完成した作品をみんなの前に並べ、それぞれの個性があふれる作品と、作品に込めた思いや気持ちを発表しました。

「UDCKあそびの学校」では、今後もさまざまなワークショップが開催されるそう。8月5日(日)には木の葉の形をしたパズルを用いて立体をつくる「木の葉のパズルワークショップ」、そして9月29日(土)、30日(日)には今回開催された、「CAMPクリケットワークショップ」がふたたび開催されます。今回、参加を逃した皆さん、ぜひこの機会に参加してみてくださいね!

詳しくは、UDCKのホームページでご覧ください。
http://www.UDCK.jp/event/?id=30

ゴールデンウィークですね!



皆さんこんにちは、柏の葉も駅周辺を中心にだいぶ賑やかになりました。ゴールデンウィーク前半の柏の葉も「ららぽーと柏の葉」を中心にたくさんの人が集まっています。さて、すでに「ご近所マップ」上に、「ピクニック」というカテゴリーが出現しているの、お気づきですか? 柏の葉キャンパス駅では4月20日から5月20日の1か月間、「柏の葉キャンパスシティ ピクニック月間」となっているのです。

屋外活動のなかでも簡単かつ誰でも楽しめるのがピクニック。「ピクニック」って、聞き慣れた言葉ですが、その発祥205年前のロンドン。当時の前衛的な若者が「ピクニック・クラブ」を結成して、屋外で寸劇をしたり、ティーパーティを開いて、新たな「社交の場」を設定したことが始まりだったとか。それが少しずつ変化して、緑のなかで友人や家族たちと楽しく飲食するイベントに変化してきたんですって。そこには歴史と文化がちゃんとあったんですね。そんな「ピクニック」をもっと積極的に楽しもうというのが、今回のイベント。

ゴールデンウィークを幕開けに、期間中の毎週末に、柏の葉の駅前にある「147街区」という都市開発予定地に巨大な芝生のピクニックフィールドが設定されて、自由にピクニックができます。5月4日には「ピクニックエキスポ2007」として、コンサートや屋台が開かれたり、FM局も臨時開局。「ピクニックコンテスト」も開催され、全長50メートルの巨大なバッタが登場するそう。駅前からは、ピクニックトレインが、ららぽーと周辺を走っていたり大人も子どもも楽しいイベントが満載です。5月20日までの会期中は、柏の葉キャンパス駅前にある「UDCK」を中心に、ピクニックの楽しみ方と歴史、アンティークのピクニックセットを展示しているピクニック展も開催されています。

柏の葉周辺には、ピクニックフィールド以外にも、ピクニックに最適な場所がたくさんあります。今後、ピクニックマップでもご紹介していきますので、ゴールデンウィーク後も、ご近所マップの「ピクニック」の地図を参考に楽しんでください。

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冬空のイルミネーション・デートはいかが?


さて、さっそくですが、そんな「柏の葉」に出かけてみようと思われる方に、期間限定で楽しんでいただきたいのは、このサイトの公開と同時にスタートするイルミネーションイベント「未来観測 ミライカンソク」。アーティストの森脇裕之さんが、柏の葉の駅周辺に幻想的なイルミネーションアートを展開しています。

ここで、作家の森脇さんのことを少しだけご紹介。森脇裕之さんは、「メディアアート」という分野で活躍されるアーティストで、多摩美術大学の助教授でもいらっしゃいます。1964年生まれの森脇さんは、LEDなどの光るパーツをつかった作品をつくってきました。人の影に反応する「レイヨ=グラフィー」(1990年発表)、「Geo-Sphere」(1996年発表)、「記憶の庭」(第13回マルチメディアグランプリアート賞受賞)などの作品で、アート界の注目を浴びました。

森脇さんはアーティストとして作品づくりをするほかにも、ファッション・デザイナーに協力して、歌手の小林幸子さんの電飾衣装や、演劇パフォーマンス集団「パパ・タラフマラ」の舞台衣装など、異分野とのコラボレーションもされています。観ているあなたの影が、街に映し出されるなんて経験は、このイベントだけ! これからの季節、デートにはもってこいですよ。あったかい格好してね、腕とか組んでね、野郎同士でもいいじゃないですか、女子のみでもいいじゃないですか、もちろんご家族連れでもいいですよ。マップの「光のアート」レイヤーで、場所をチェックして、ぜひ、会場に遊びに行っちゃってくださいね!

naoko-h

はじめまして! 「柏の葉シビックネットワーク」編集部です。

「柏の葉シビックネットワーク」にアクセスしてくださいまして、どうもありがとうございます。そして、はじめまして!

このサイトの準備を始めたのは今年の春の終わり。苦節半年(?)を経て、ようやく、皆さんにサイトを見ていただく日を迎えられて本当に嬉しく、思わずじっと手を見てしまいます。

初めて柏の葉キャンパス駅に降りたのは梅雨空の頃。鉄骨や鉄筋が見えて工事まっさかりだった「ららぽーと柏の葉」も、このサイトのスタートと、ほぼ時を同じくしてオープン。空気もいつの間にか冬らしく凛とした冷たさで、時の流れの速さを感じてしまいますね。

柏の葉キャンパス駅は、つくばエクスプレスで秋葉原駅から12駅目、所要時間はおよそ30分という便利なところです。近くには千葉県立柏の葉公園や、東大キャンパス、千葉大の実験フィールドおよび研究施設、わき水の出る「こんぶくろ池」などもあって、自然もあれば、日本の最先端の研究施設もあるというユニークで素敵な場所。幹線道路に囲まれているのに、広い空と澄んだ空気、日本ばなれした柏の葉公園の景観や、晴れた日にはカリフォルニアの果実畑? を思わせる千葉大の環境健康フィールド科学センターもあって、編集スタッフも取材のために周辺を歩き回っていると、いつの間にか気分がリフレッシュされてしまいます。「さぁ、ららぽーとでショッピング!」と出かけられる方も多いと思いますが、駅前だけじゃなく「まちをつくろうマップ」を参考に、ぜひ、もう少し足を伸ばして、柏の葉を楽しんでみてください。編集部では、柏の葉の秘められた魅力を、「まちをつくろうマップ」の上にどんどん追加していきます。

「マップ」の上に新たな話題が追加されると、最初は大きなアイコンで登場します。アイコンは放っておくと小さくなっていきます。どうぞ、ちょくちょく遊びにきて、アイコンが新鮮なうちにクリックして読んでみてくださいね。あ、当「編集スタッフのお散歩話」では、取材の過程で0b2;ットした、読み得情報をアップしていきます。当ページも、よろしくお願いします!

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